香水の付け方

    香水の付け方ですが、特に決まりはありません。
    どこにどれだけ付けようが、自由。
    周囲に迷惑をかけないことだけ気をつけてもらえれば、なにをしてもOKです。

    香水の特性（基本）

    香水は基本的に、下から上へ香り立ちます。
    温度が高い方が揮発しやすい（香り立ちが強くなる）ため、直射日光の触れないところにつける方がベターです。

    香水は揮発性を利用することから、体温の高い場所につけるとよく香ります。
    言い換えると、大きな血管の通っているところです。
    心臓の上、首筋などは香りが強く拡散します。

    付ける量を間違えると、香りが強くなりすぎてしまうため、特に注意が必要な場所でもあります。

    デメリットとしては、揮発性が高くなる（香りが強くなる）と、蒸発も早くなり、香りの消える時間が早くなるということです。
    逆に、体温が低く、揮発性も弱い場所につけると、香りが長持ちし、「香水をまとう」ようにつけることになります。

    香水を付けこなすためのベストな方法

    香水をつける場所はどこが良いのか？
    以下、一般的に香水が付けられる場所になります。
    上半身――胸、肘、手首、指先、首筋、耳の後ろ、髪。
    下半身――足首、膝の内側、腰、衣服。

    上半身のオススメは、
    ・手首の内側……腕を振って歩くたびに香るベストな場所。ただし、食事のときはつけないこと。 ・髪……長い髪につけると、動くたびにほのかに香ります。アルコールで髪が傷むのでつけ過ぎに注意。 ・耳の後ろ……首筋と違い、日光が当たらない。香水を指先に少量取り、軽く押さえるようにつけます。 ・胸……心臓の上あたりが効果的。華やかに香りますが、自分自身の鼻に直接香りが届くため、付け過ぎ注意。香りに酔ったりしないように。 下半身のオススメは、 ・腰……体温が低いため、香りが長くもち、柔らかい香りになります。
    ・膝の内側……静脈の上につけるます。こちらも体温が低く、かすかに香るため邪魔にならず、つけ足しがしやすい。香水初心者に特にオススメ。
    ・足首……歩くたびに適度に香ります。下から香りが立ちのぼってくるため、まろやかな香りになります。
    ・衣服……特にスカート。動きがあるため、動くたびに香ります。ただし、生地によって（シルクやカシミア）洗ってもなかなか落ちないことがあります。

    つけないほうが良い場所 脇の下や足の裏など、汗をかく場所が該当します。
    汗と混じると想定外の香りになることがあり、非常に危険です