濃度の種類

    香りは濃度の違いにより、4つの名称に分けられます。
    香りの持続時間や香り方、また香水の付け方も変わってきますので、TPOや好みによって使い分けることができます。

    パルファム (PARFUM(S))

    ・香料の濃度・・・15~30%
    ・アルコール・・・75~80%
    ・持続時間・・・5~7時間
    ・特徴・・・純度がもっとも高く、香りも深いため、安定した香りが長く続きます。
    (エクストレ (EXTRAIT(S))とも呼ばれます)

    オードパルファン (EAUX DE PARFUM(EDP))

    ・香料の濃度・・・10~20%
    ・アルコール・・・約80%
    ・持続時間・・・5~6時間
    ・特徴・・・香水と同じぐらいの持続時間を持ち、価格は香水に比べ手ごろ。
     また、種類も豊富です。
    (パルファンドトワレとも呼ばれます)

    オードトワレ (EAUX DE TOILETTE(EDT))

    ・香料の濃度・・・5~10%
    ・アルコール・・・約80%
    ・持続時間・・・3~4時間
    ・特徴・・・香り立ちがソフトで、気軽に楽しめます。

    オーデコロン (EAUX DE COLOGNE(EdC))

    ・香料の濃度・・・2~7%
    ・アルコール・・・約90%
    ・持続時間・・・1~2時間
    ・特徴・・・ユニセックスで使えるものが多く、香水初心者にも手軽に使えます。
         軽い香りのため、気分転換などにもよく用いられます。

    上記以外に、練り香水があります。

    練り香水(SOLID PERFUME)は、ふわっと香るのが特徴です。
    練り香水は、液体の香水より軽い香りで、肌にもやさしい成分を使用しているため、香水やアルコールは苦手、といった方にオススメです。

    使用するときには、ハンドクリームのように肌部分に塗るような感じで付けます。
    小さなものもあり、出先でも気軽に使えます。
    手軽に持ち運べますので、TPOやシチュエーションに合わせた練り香水が選べます。